新天地への転勤・異動・転職で困ったことランキング 1位は「人間関係の構築」…解決方法は?

株式会社ビズヒッツ(三重県鈴鹿市)が運営する、ビジネス上の問題解決を考えるメディア『Biz Hits』は、新天地に転勤・異動・転職した経験がある全国の10~60代以上の男女168人(女性89人/男性79人)を対象に「新天地で困ったこと」に関する意識調査を実施しました。その結果、新天地への転勤・異動・転職で困ったことは「人間関係の構築」が最多となりました。また、困りごとの解決方法は「わからないことは聞く」が最多となったそうです。

調査は2023年10月~11月の期間にインターネットで実施されました。

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新天地に転勤・異動・転職した経験がある168人に「新天地で困ったこと」を複数回答で答えてもらったところ、1位は「人間関係の構築」(55人)でした。以下、2位「仕事を覚える」(35人)、3位「土地勘がない」(20人)、4位「職場のルールがわからない」(18人)と続きました。回答者からのコメントは以下の通りです。

【1位:人間関係の構築】

▽人見知りするので、人間関係をイチから作らなければいけなかったこと(30代男性)

▽人間関係を築くのがとても大変だった(40代女性)

▽同業種での転職だったので業務内容はあまり変わりませんでしたが、人間関係を作り直すのは大変でした(20代男性)

【2位:仕事を覚える】

▽業務内容が変わり、イチから勉強する必要があったこと(20代女性)

▽OJTも引継ぎもない仕事だったので、仕事を覚えるまでにすごく苦労した(30代女性)

▽転職前はずっと内勤だったが、転職後は慣れない外回りが多くなって困った(50代男性)

【3位:土地勘がない】

▽交通や地名を把握すること(20代女性)

▽新天地の土地勘がまったくなかったため、どこに住居を構えればよいかわからなかった(30代女性)

▽土地勘がないので、「仕事場までのアクセス」「買い物をする場所」「病院」を把握するまで大変だった(40代男性)

【4位:職場のルールがわからない】

▽独自のルールがたくさんあること(30代女性)

▽同じ仕事内容のはずなのに、異動先ならではの「暗黙の了解」があって要領を得るのが大変でした(20代女性)

▽社によって社内ルールが異なるので、自分ではよかれと思ってやったことが、新たな職場では歓迎されなかったことがあります(40代男性)

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では、困りごとに対して、どのように対処したのでしょうか。複数回答で答えてもらったところ、1位は「わからないことは聞く」(49人)でした。次いで、2位「周囲とコミュニケーションをとる」(29人)、3位「街を見て回る」(13人)、4位「自分で調べる」(11人)と続きました。回答者からのコメントは以下の通りです。

【1位:わからないことは聞く】

▽よく質問して、早く仕事を覚えました(20代男性)

▽わからないことは、年齢を気にせず尋ねた(40代女性)

▽本社スタッフに何度も質問したり来てもらったりして、何とか乗り越えた(30代女性)

【2位:周囲とコミュニケーションをとる】

▽誘いがあれば断らず、なるべく顔を出して仲良くするようにした(40代女性)

▽コミュニケーションをとって仲良くなること。休憩時間などに会話した(20代女性)

▽自分から積極的に話しかけたり、報連相を大事にしてコミュケーションをとったりして、馴染んでいきました(30代男性)

【3位:街を見て回る】

▽いろいろな道をドライブしながら、行動エリアを広げていきました(40代男性)

▽積極的に外出して歩く。休みの日も会社近くの営業先までいき、街歩きや散策をしていました(20代女性)

▽時間をかけていろんな店舗へ行き、自分に合うお店を見つけた。「どこのお店が何曜日にお得」など、少しずつ発見していった(30代女性)

【4位:自分で調べる】

▽ネットで地元の店を調べた(20代男性)

▽仕事内容について、ネットや資料で調べた(30代男性)

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【出典】

▽株式会社ビズヒッツ

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