物件探し「最初に不動産屋に行くのはNG」プロのアドバイスの投稿に「引っ越しする方は見たほうがいいね」

 2024年4月から新生活をスタートされる方も多いのではないでしょうか。親元を離れて初めての一人暮らしをされる方もいらっしゃると思いますが、部屋探しを難しく感じられているのでは。知らない土地でどう探せば良いのか、気をつけたほうがよいことは?など、不安が募りますね。

 まず「住みたい地域の不動産屋さんに行って…」「全然わからないから、今から探しておこうかなと」などと考えてしまいますが、ちょっと待って。どちらもNGだそうですよ。

 そんな賃貸暮らしのライフハックを続々と投稿しているのは、東京・神奈川で不動産関連の会社を運営する「いちかり君🏡お部屋探しの人(東京/神奈川)」(@ichikaritokyo)」です。投稿には、一人暮らし初心者さんを中心に「たくさんのことを学びました、シェアしてくれてありがとう」と、感謝の声が上がっています。

たとえば、【失敗しない部屋探しのコツ】には、

・最初から不動産屋に行くはNG

・物件探すのは入居希望日2ヶ月前~

・希望条件に優先順位つける

・間取りは家具配置イメージして選ぶ

・デザイナーズは実用面を考える

・安い物件は大島てる見る

・内見前にGooglemap見て無駄足減らす

・迷ったら条件増やすのでなく削る

このように投稿。さらにその理由について、図解や画像を使いつつリプライにわかりやすく解説しています。

 こういった投稿を積極的におこなう理由について「最近ありがたい事にSNSでお部屋探しのご相談を頂く事が多く、その際に『何から始めれば良いかがわからない』『いつから動けばいいか』といったご質問を頂く事が多いです。そのため、いつ頃から動けばいいか、予算はどれくらい準備をしておけばいいか、などを事前にTwitterなどで発信しておけば安心して準備していく事ができるのではないかと思い、こういった発信を定期的に行っております」といちかり君。

 気になる「最初から不動産屋に行くのはNG」については、「今はネットで物件が探せる時代なので、まずはスーモやホームズ等で希望条件を入れて、どれくらい物件でてくるかを確認しながら条件を決めていこう!そうすれば家賃相場等もざっくりわかるので良きです」とのこと。

 また、「物件探すのは入居希望日2ヶ月前~」については、部屋を申し込むと人気エリアの物件はだいたい2週間後くらいから「家賃の支払いがスタート」するため。早く見つけても「キープ」はできず、家賃を支払わなくてはならなくなるからなんだそう。

 そして、安い物件には、「音が響きやすい」「幹線/高速道路沿い」「間取りが使いづらい」「事故物件」など必ずワケがあるので、なぜ安いのか理由を確認することも大切だとしています。ちなみに「安い物件は大島てる見る」というのは、事故物件情報サイトが「大島てる」という名前だそう。

 「部屋探しの内容だけではなく、一人暮らしを初めてする人たちがどんな暮らしをしていきたいか等をイメージしやすいような投稿をしていく事で、より住んだ後にどんな暮らしをしていきたいか等のイメージを作りやすくできるのではないかと思い、お部屋探しに直接関係のない内容も定期的に発信しています」と、初めて一人暮らしをする人に向けて家電サイズの目安なども発信。そのため、「珪藻土バスマットは洗濯の手間減るので超オススメ」と、やけに具体的な生活の小ネタも! いろいろな情報を見ていると失敗しないようにと緊張してきますが、ちょっぴり肩の力も抜けます。

 お部屋を借りたらいつかは返しますから、退去時に支払う必要のあるものないものも気になりますね。簡単にまとめると、壁紙の日焼けや家具を置いた床の凹みなど、普通に暮らしていて劣化する場所は大家さんの負担。入居者の過失で汚した場合は入居者の負担に(詳しくはポストをご覧ください)。「退去費用を抑えるためには、入居時の状態を保つことが大切になるため、定期的に掃除を心がけて綺麗に使いましょう!」と、いちかり君はアドバイスしています。

■いちかり君のプロフィール

東京23区を中心に賃貸の仲介手数料0円~契約できる「ホンネ不動産」と、一律報酬のお部屋探しエージェントマッチングサービス「ichikari(イチカリ)」の運営をしながらSNSで賃貸暮らしに役立つ情報を発信しているなかゆーさん(@ichikaritokyo)

(まいどなニュース/Lmaga.jpニュース特約・太田 浩子)

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