「子どもの夏休み中の料理が負担」約8割…「献立を考えること」が一番の負担に

夏休み期間中は子どもが家にいる時間が増えるため、食事の用意などが大変になりがちですよね。そこで、小学生・中学生の子どもを持つ親で、週1日以上料理をすることがある全国の男女300人に調査をしたところ、約8割の人が「子どもの夏休み中の料理が負担」と回答しました。また、負担に感じることについては、「献立を考えること」という回答が最も多かったそうです。

定額制レンタルサービス『アリスプライム』を展開する株式会社ピーステックラボ(東京都渋谷区)が2023年6月にインターネットで実施した調査です。

調査によると、夏休み期間中の子どもの料理について、「負担に感じる」(とても負担に感じる:38.0%・少し負担に感じる:41.0%)と回答。

さらに、「負担に感じる」と回答した237人に対して、「負担を感じること」を教えてもらったところ、「献立を考えること」(81.9%)、「料理をする頻度」(62.4%)、「片付け・洗い物」(59.5%)などが上位に挙げられました。なお、「最も負担に感じること」については、「献立を考えること」(38.8%)と「料理をする頻度」(24.9%)は変わらず上位を占めたほか、「食費が増えること」(9.7%)という回答が3番目に多くなっていました。

続いて、「献立のパターン化・マンネリ化」について聞いたところ、92.0%の人が「夏の献立がパターン化・マンネリ化している」(とてもそう思う:50.3%・少しはそう思う:41.7%)と回答しています。さらに、「献立のパターン数」を教えてもらったところ、昼食は「5パターン以内」(73.3%)が最多に。一方、夕食では「10パターン以内」(41.0%)、「5パターン以内」(34.3%)などが多くなっていました。

同社は、「昼食に関しては、普段は給食や、前日の残り物や冷凍食品、作り置きなどで済ませられるお弁当に対して、家で食べる昼食となるとそうもいかないということから、負担と感じる人も多いと推察されます」とコメントしています。

また、夏休み期間中のメニューにおいて、85.6%の人が「そうめんや焼きそばといった炭水化物が増えてしまう」(よくある:39.3%・時々ある:46.3%)と回答。

さらに、「子どもからよくいわれること」としては、「なんでもいい」(71.0%)が最多となったほか、「いわれてイラッとするもの」では、1位が「なんでもいいといわれたのに文句をいわれる」(43.0%)、2位が「また○○~?と不満そうにいわれる」(41.7%)となりました。

次に、子どもの夏休み中に「使ってみたいキッチン家電」を聞いたところ、「自動調理鍋」(53.7%)、「電気圧力鍋」(47.7%)、「ノンフライヤー」(47.0%)といった回答が上位に並びました。

さらに、夏特有の楽しみである遊べるキッチン家電として、小学校高学年(4~6年生)の子どもを持つ親では「アイスクリームメーカー」(53.2%)、低学年(1~3年生)の子どもを持つ親では「流しそうめん機」(56.1%)なども使ってみたいキッチン家電に挙げられています。

なお、「キッチン家電を購入する上でのハードル」としては、「使用回数に見合うか分からない」(52.0%)、「高価すぎる」(49.0%)、「収納場所・設置場所をとる」(43.0%)といった回答が挙げられたそうです。

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【出典】

▽ピーステックラボ調べ

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