3歳息子の七夕願いごとに全大人が泣いた 「分かるよ」「俺も同じ」「みんな大人ぶってるだけなんだ」息子の真の思いに父号泣

7月7日は七夕。七夕は五節句の1つで、短冊に願い事を書いて笹竹に吊るす行事で知られています。織姫と彦星が年に一度のこの日だけ、会うことができるという伝説もあります。ロマンチックな日の前日、Twitterユーザーのらっと(@ratracer1985)さんは、まだうまく字が書けない3歳の息子の代わりに、短冊に願いごとを書くことになりました。将来の夢、それとも欲しいおもちゃ。お父さんの思いをよそに、お子さんが望んだものはー。

息子さんが通う保育園のイベントで、保護者が子どもの願いごとを聞いて短冊に書くことに。「大人になったら何になりたい?」というらっとさんの質問に、息子さんは「おとなになりたくない!」。ならば、と「おとなになりませんように」と書き込み、園に提出したそうです。

大人になんかなりたくないよう~。ほぼすべての大人がありし日に一度は思ったであろう、無邪気でいて実は真理を突いたフレーズ。写真とともにこの出来事をツイートすると、ロックな生き方が支持されたのか、6万超のいいねが集まりました。らっとさんに聞きました。

■「保育士さんが吹き出していました」

ーどんな3歳児さんですか

「家でも園でも活発で、学年の中でも月齢が一番高く、おちゃらけた性格で明るい子です」

ー保育士さんは大笑いしたのでしょうね

「お迎えの時間でいつもの先生がいらっしゃらなかったのですが、パートの保育士さんがぷふっと吹き出していました。でも、『自分がはっきりしていいわね』って言ってました」

ーお願いをしてもいつかは大人になります。どんな大人になってほしいですか。

「引き続き、優しい心をもって、健康にスクスク育ってほしいと思っています。本人が楽しく、人に迷惑をかけなければそれで良いと思います」

ーもし3歳のころにらっとさんが戻ったら短冊には

「私が過去に挫折した研究者の道を再度チャレンジする意味で「はかせになりたい」と書くと思います」

■言葉に込められた意味は

大人になることを拒否した願いごとに、SNSでは「22になった俺も思う」「俺も同じことかきたい」「いいんだよ大人にならなくても」「安心して、死ぬまで一生"子供(ガキンチョ)"なんだ...体が大きいだけの子供で、みんな大人ぶってるだけなんだ」「分かる、分かるよ…」など共感し励ます大人が続出しています。

たった3歳で何があったのだろうと気になりますが、らっとさんが尋ねたところ、息子さんは「おとなになったら、パパとママといっしょにいられなくなっちゃうから、おとなになりたくないの」と泣かせるセリフが返ってきたそうです。む、息子よ…もう父は号泣するしかありませんね。

(まいどなニュース・竹内 章)

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