金色に輝く稲穂をピアスに 「こんな耳飾り需要あるのか?」と思っていたら…思わぬ“大豊作”

 「お米への愛が溢れたヒトシナです。お米を愛する方々をはじめお米屋さんやお米マイスター(に)身につけてもらえるととてもとても…嬉しいです。」という文言とともに昨年末に投稿された、きらりと輝く金の稲穂ピアスがSNSで注目されました。

 上記テキストにはさらに「でも、そもそも…この耳飾り需要あるのか?笑」と、(やや)気弱な続きが。しかし、これに反して「欲しいです!」という、各々の「お米愛」が次々寄せられ、米農家や米穀店からもラブコールが。さらにはアーティストの「レキシ」ファンから「必ずライブで稲穂を振る(しかも光る)ので、需要あると思います!」という声も届き、コメント欄はまさに豊作状態に。2020年12月16日に投稿されたこちらのツイートには2021年1月13日現在、1.6万の「いいね」がついています。

 ツイートしたのはアクセサリー作家、木橋さんのアカウントRebecca - レベッカ -(@rebecca_wire)。木橋さんは2018年より独学でアクセサリー作家として活動開始、制作によく使うのはワイヤーで、サイズ・カラーともにいろんな種類を持っているのだそう。「稲穂」や「わら納豆」など、一見「可愛い」というカテゴリの少し外にある対象を、「愛される」アクセサリーへと仕上げる作家性が新鮮です。制作するうえで大事にしていることなどを聞きました。

   ◇   ◇

--なぜ稲穂のピアスを作ろうと?

 お米が普段から大好きでよく食べていて、食事中に、ふと「もしかして稲穂ってワイヤーで作れるかも…?」と思い、制作してみました。小さい頃から実家でお米を作っていたので、その頃を思い出しながら制作しました。

--お米業界の各方面から、このピアスに反響が寄せられました。

 Twitterでの反響は本当にただただびっくりでした(汗)需要あるのか?と書いたらそこから「お米大好きだからほしい!」「アーティストさんのライブで着けていきたい!」「名前に穂が入ってる人にも需要あるかも!」などとコメントをいただき、たくさんの方から「需要あるよ!」と教えてもらって、すっっっごく嬉しかったです!いろいろと教えてもらえて、優しい方々がこんなにもいらっしゃるのだな…とすごく思いました。

--制作するうえで大事にしていることは?

 身につける方々の身になって考えることを1番大事にしています。壊れにくいか、痛くないかはもちろん、どんな時に身につけるのか、身につけたいか…その風景を思い浮かべながら作っています。

--作品を購入してくださった方に、どんなふうにおしゃれを楽しんでもらいたいですか。

 アクセサリーを身につけるだけでワクワクしたり、友達や家族、会社の方とか会話やコミュニケーションの一つにしてほしいです。何よりも笑顔になってもらえるとすごく嬉しいです^^*

   ◇   ◇

 ところでこの素敵な耳飾りを見て、「欲しいけどピアスはちょっと…」と、様々な理由からあきらめていたお米好きさん達に朗報です。何と、「稲穂ブローチ」が近日発売されるようです!

…稲穂の隣にさん然ときらめく「愛」と「ハート」チャームがまぶしいですね。気になる人はぜひチェックしてみては。

(まいどなニュース特約・山本 明)

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