忙しい朝…子どもを「早くしなさい!」と急かさないために 我が家でイライラを減らせた「5つの方法」

ワーママも日常のバトルといえば朝の時間。もう出なくちゃいけない時間なのに、子どもがダラダラと動いてくれない。ほぼ毎日、「早く早く!」と子どもに怒鳴りながら家を出ているという人はいるのではないでしょうか?我が家も、もちろん朝の時間は、怒涛のように過ぎていきます。しかし、長女が小学1年生になり、以前と今ではすこーし状況が変わり子どもを大きな声で急かすことがなくなりました。それはある5つの工夫をしたことがきっかけです。そこで、朝の時間怒鳴らないために、我が家がした方法をいくつか紹介します。

■【方法1】朝は怒鳴り声ではなく「ぎゅっぎゅ」で起こす

小学校に娘が入ってから起きなければいけない時間が今までよりちょっと早くなりました。

それまでは、目覚まし時計で起きてこない娘に、家事をしながら「早く起きてーーー!!」と遠くから怒鳴っていました。それでも起きないときはギリギリに布団をはいで「もう時間だよ!早く起きなさい!」と起こしていました。しかし、ぐずぐずしたり、毎度毎度起きてこない娘に腹が立つ。それでも未就学時代は、登園の時間に幅があり間に合っていたのですが、小学校ではそうもいかなくなりました。

起きないとイライラするし、朝の時間にずっと私もグチグチといってしまう。これでは、親子の関係にも良くないし、いつまでたっても娘が早く起きてくれることはない、と思い、試しにやってみたのが「ぎゅっぎゅ作戦」です。

遠くから声をかけるのではなく、布団のところにいき、ひとまず「ぎゅっぎゅ」と娘を抱きしめます。それからなるべく優しく「起きる時間だよ」と声をかけます。それでも起きなければ手や腕をちょっとマッサージするように触ります。こうしている間に娘も目を覚まし、ぐずぐずせずに起きられるようになりました。

ちょっと遠回りのように感じますが、実は遠くからずっと声をかけ続けるより、時短にもなり、この作戦は成功。「そんなことまでしたくない!」と思うかもしれませんが、実は試してもらいたい一押しの作戦です。小学生にもなって、、、というちょっと恥ずかしい気持ちもありますが、起きてこないより、とにかく間に合わせることが最優先事項なので、とりあえず2年生くらいまでは、と思ってやっています。

■【方法2】 トイレまで連れていく

また、「ぎゅっぎゅ」で起こした後、そのままトイレに行くように促すようにしました。なぜなら、それまでは起きた後もぼおっとしたり、時にはリビングで再び寝っ転がって、私に怒鳴られたり、次の行動まで時間がかかることがよくありました。しかし、朝起きたらまずトイレに向かうと、少し目が覚めるのかそのあとテーブルに座り、朝ごはんを食べるという流れができるようになりました。

■【方法3】 テレビを消す

我が家は長らく朝の時間に、Eテレをつけるという習慣がありました。赤ちゃん時代を引きずっていたのですが、これをやめるようにしました。大人としてもニュースや天気予報を見たいところですが、とにかく朝はテレビをつけない。天気予報は携帯を使いネットで調べるようにしました。テレビがついていると、興味がないことをやっていても、食事の箸が止まったり、行動すべてがゆっくりになるのです。今はテレビの代わり音楽を流したり、時には英語のCDを流したり、もしくは無音で過ごしています。

■【方法4】 目の前に時計をおく

とにかくすべてにおいてのんびりな我が子。どうしたらそんなにのんびり動けるのか?と思うこともしばしばですが、食事中は目の前に時計を置くことにしました。それまではリビングの時計を見て行動しなさい!と言っていたのですが、ちょっと上を向けば見られる時計さえも見ないのです。ほんとに我が子ながら、呆れてしまうのですが、そうとなれば仕方がない、目の前に時計を置いて「この時間までにご飯を食べて」というようにするようにしました。もし、その時間までに食べ終わらなければ、そこで食事はおしまい。というように時間で区切るようにしました。

■【方法5】 声掛けは前倒しで

また、時間の声をかけは、いつも、「今これをやりなさい」ではなく「あと5分で食事は終わりだよ」「あと10分で出る時間だよ」というように前倒しに伝えるようにしました。これは朝の時間に限ったことではなく、何か遊びに集中していたり、好きなテレビをみているときも、前倒しで伝えるようにしています。

   ◆   ◆   ◆

こんな感じで、以前に比べ朝の時間に、怒鳴ったりイライラすることがなくなった我が家です。

朝の子どもの身支度には、みんな悩んでいるようで、友人が導入してうまくいったと、言っていたのが「砂時計」。朝の時間「この砂が落ちるまでにご飯を食べ終わろう!」「この砂が落ちる前までに着替えよう!」としたらうまく言ったとか。なるほどそれはイイネ!と思った例です。また、朝の着替えを兄弟で競争させたり、やることリストを作ってチェックさせる、などみんないろいろ工夫しているようです。

バタバタしながらもイライラしない朝、忙しい母は、そんな朝を目指していこうと思います!

(まいどなニュース/BRAVA編集部)

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