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知人のマンチカンが1回の脱走劇で妊娠、大人しそうな子猫を譲り受けたが…

知人が飼っていたマンチカンが脱走。たった一度のことだったが、妊娠してしまった。埼玉県に住む井佐さんは、まねくんという保護猫を飼っていたが、悩んだ末に生まれた子猫を迎えることにした。兄弟姉妹のなかで一番大人しい子を選んだはずだった。

■脱走して妊娠したマンチカン

2019年の春、埼玉県に住む井佐さんのご主人の会社の同僚が飼っていたマンチカンが脱走。捕まえることはできたが、だんだんお腹が張ってきて、妊娠していることが分かった。「もし子猫が産まれたら、飼ってもらえないか」と相談されたという。

井佐さんは、最初、「ちょっと難しいんじゃないか」と思った。まねくんという保護猫を飼っていて、まねくんは食物アレルギーがあるかもしれないので、療法食だけを食べていた。同居する猫がいると、食べものにも気を遣わないといけない。家の広さや経済的なことも気にかかった。

「一人っ子のように愛情を一身に受けてきた先住猫のまねは大丈夫なのか、うまく2匹の猫に愛情を注ぐことができるのかという不安もありました」

井佐さんは、何度も夫婦で話し合いを重ねた。しかし、万が一、子猫のもらい手がいなかったらどうするつもりなのかと考えると、それも不安に思えた。

■大人しい子がよかった

6月になると4匹のきょうだいが誕生した。子猫たちの写真を見せてもらうと、すごく可愛かった。

1匹だけが男の子で、他の子はみんな女の子だった。短足の女の子1匹は、お母さん猫と一緒に暮らすことが決まっていた。「1匹と言わず、3匹いかがですか」と言われたが、井佐さんは、一番大人しかった男の子を選んだ。

「1匹、ものすごく大きくて、食欲もダントツ1番、元気な女の子がいたんですが、なんとなく、その女の子より大人しい男の子がいいよねと主人と話していたんです」。名前は「ふく」と名付けた。

■わんぱくだったふくくん

ふくくんを迎えるにあたり、井佐さんは、部屋の模様替えをして、新しいケージを購入、バタバタと過ごした。なんとなく浮足立っている感じで、先住猫のまねくんは、「何か様子が変だぞ」と敏感に察知したようだった。

心配していたキャットフードは、食物アレルギーの猫用のものでも総合栄養食なので、健康な猫に与えても構わない、1歳になるまでは子猫用のフードで一年間過ごすが、その後は、まねくんと同じ食事でいいと獣医師に言われた。

7月にふくくんを迎えると、大人しいと思っていたが、元気いっぱいの男の子だった。まねくんを踏みつけて歩いている。まねくんは、ふくくんが来るまで猫と暮らしたことがなかったが、いつの間にか猫らしい遊び方をするようになった。激しい取っ組み合いをすることもあるが、けがをするわけではないので、仲が良い証拠なんだろうと様子を見ているという。

ずっと一身に愛情を注がれてきたまねくん。寝る時は井佐さんの寝室で寝るが、ケージに入っていたふくくんが「出せ、出せ」と夜中にうるさく鳴くので、ふくくんも寝室に入るようになった。まねくんは、ふくくんに自分の場所を譲り、離れた場所で寝るようになった。2匹はべったり仲がいいわけではないので離れて眠るが、起きた後、互いに歩み寄り、鼻キスをするのが微笑ましいという。

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