極上の料理写真、まさかの真相にTwitter激震 「すごい」「美味すぎる」と絶賛相次ぐ

ここに食べ物の写真が4枚あります。

おいしそうですねえ。つやつやしていますねえ。みたらし団子のたれのとろとろ感、今にも肉汁が溢れ出てきそうなステーキの赤身部分、本当にたまりませんねえ。

でも待ってください。実はこれ写真ではなく、絵なんです。

えっ!!!絵!!???

この絵をTwitterに投稿して注目を集めているのは、フリーのイラストレーター、斉藤幸延@Yoshinobu Saitoさん(@yonyon76)。北海道東海大学(現在は廃止)芸術工学部デザイン学科で学び、卒業後はコナミでキャラクターデザインやCGデザイナーを務めてきたそうです。2004年からフリーに。現在は神戸を拠点に活躍されています。

「『絵が上手いですね』という褒め言葉が失礼とかいうツイートがありましたが、僕の場合『絵が美味いですね』と言っていただけると喜びます」と語る、そんな斉藤さんに話を聞きました。

-本物と見紛うクオリティで驚きました。どうやって描いているのですか。

「MacのPainterとPhotoshopというソフトを使い、ペンタブレットで描いています」

-「美味すぎる」「絵に見えない」と大変な反響を巻き起こしましたね。どう受け止めていますか。

「素直に嬉しいです。感想もたくさんいただき、皆さまの食欲を刺激できたようで感無量ですね」

-1998年からコナミで働き、2004年からはフリーとのことですが、今はどんな仕事をしていらっしゃいますか。また、コナミでの仕事で印象深いものなどがありましたら教えてください。

「今はポケモンカードゲームやガンプラのパッケージアートを主に描いています。今年5月には、カバーイラストなどを担当させていただいた学研の図鑑『キン肉マン「超人」』も発売され、大変盛り上がっています。昨年はモンスターストライク展にも参加させていただきました」

「コナミ時代はキャラクターデザインディレクターなどをしていたのですが、初めて関わった『サイレントスコープ』というシューティングゲームが欧米を中心にヒットし、(アメリカ最大のアーケードゲーム機展示会で)ダイアモンド賞までいただいたのが大変思い出深いですね」

-絵を上手く、もとい、美味く描くコツがあれば教えてください。

「美味く描くコツは、なんといっても描く前にモチーフを食べること!(笑)匂いや食感、温度、味の記憶を頼りに、絵に命を吹き込みます。そういった経験が写真以上に美味しく見える作品づくりのベースになっています。美味い絵を描く前には、美味い食事を心がけてください。それが最大のコツです(笑)」

よっしゃ、わしも美味い絵を描きたいから、ステーキでも食いに行ってけつかろ。

(まいどなニュース・黒川裕生)

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