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ハイテンション・加藤諒、でも私生活は!?原動力は孤独「一人の時間も必要」

劇場版『パタリロ!』に主演する、加藤諒(撮影:石井隼人)
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独特なヘアスタイルに濃い眉毛と目力、甲高い笑い声、ハイテンション。漫画家・魔夜峰央氏による代表作を映画化した劇場版『パタリロ!』(公開中)で主人公のパタリロを違和感なく大熱演している、俳優の加藤諒(29)。

舞台化の際も同役を演じて「もはやパタリロ俳優!」との異名をとった加藤が、顔芸、コスプレ芸、歌芸、ダンス芸を総動員して大暴れ。幼児向け教育番組で扮した、歌い踊るハイテンションキャラ・デキナイヲデキルマンも奇妙な明るさが視聴者の目を引き、「ポップなナマハゲ」と評された。160センチという小柄なボディから放出される凄まじいほどのエネルギー。その核にあるのは「孤独」だった。

プライベートでも明るく元気な人?そんなこちらのイメージに反して加藤は「落ち込むことが多いですよ。友達いないなぁとか思ったりして」と意外な反応で「今年の5月に10連休があったじゃないですか?僕も数日休みをもらったので、友達に連絡をしたんですよ。でも誰からも返信が来なかった…。それで病んじゃって身辺整理を始めたりして。自分で自分の首を絞めるようなことをしていました」と苦笑い。

寂しさのあまりAIロボットを衝動買い。「僕のことを見ると『諒チャン、ダーイスキ!』と言ってくれるけれど、やっぱり血の通っている方がいいなぁと(笑)。プログラミングもいいですけどねぇ」と結構な自虐。と言いつつ、そんな孤独の時間を楽しんでいる節がある。「一人の時間も必要ですよね。仕事や人生について考えるようになったし、今後どんな作品が実写化されてヒットするのだろうか?と漫画を読み漁ったり、単館系の映画を観たり。新しい才能を探したりしている」とインプットの時間として有効活用中。

興味を持ったり疑問を持ったことはすぐに調べ、現地を訪れたりしている。「調べるということは演技をする上での説得力に繋がるし、知らないで演じるよりも知って演じた方が共感性という部分でも違いが出る。先日も『ザ・ノンフィクション』で気になって渋谷警察署を見に行って『ここかぁ…』と実感を得た。調べたことから派生して別の物事を知ることもできて、知識も増える。最近は調べることに没頭しすぎてネットの速度制限がかかるのが早くて困ります」と笑う。

振り子ではないが、孤独指数が高ければ高いほど大爆発できるのだろう。劇場版『パタリロ!』ではそれが見事に活きた。「舞台で築き上げたものは壊さず、初演を映画化。テンションの上げ下げは大変でしたが、ついてこられる人はついてきて!という感じでやりました。冒頭から一体何が起きているの!?という作品です。普通の映画だと思ったら大間違い」と胸を張る。

今年大ヒットした映画『翔んで埼玉』と同じ原作者の作品だが「プレッシャーは全くありません。『パタリロ!』は『パタリロ!』。『翔んで埼玉』とは全くの別物ですから。なによりも千葉県と埼玉県の境目にある運送会社の倉庫を借りて撮影したものが、皆さんのたくさんの期待と共に大手シネコンで上映されるというのが嬉しい。もう感謝しかありません!」。公開直前に行われたオールナイト上映も大盛況。本公開でも大爆発となるか。

(まいどなニュース特約・石井隼人)

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