赤ちゃんがお寿司になっちゃう!…かわいすぎて1週間で完売・しまむらの安全クッション

 赤ちゃんの初めてのつかまり立ちは、ママもパパも感動の瞬間。本人のドヤ顔もたまりませんが、そんな赤ちゃんがお寿司を背負っていたら! 赤ちゃんがシャリの一部に見えそうな「しまむら」のセーフティークッションが今月初め、SNS上で「かわいすぎる」「癒された」と話題になり、発売1週間で売り切れの店舗が続出しました。ちょっと目を離した瞬間に、後頭部から豪快にひっくり返る(しかも何度も)赤ちゃんに気が気でないご両親も、これなら安心。子どももペットでもカワイイ! でも、なぜ寿司??

 お寿司のセーフティークッションは6月5日のチラシに掲載された商品。直後からSNS上で話題になりました。2~4歳の娘を育てるあみりぃ@3姉妹ママP(@amicolo1z)さんは、お寿司好きな3姉妹に3種類…とあって、一目で「買う!」と決断。当日は仕事だったため、翌日の昼休みに近くのしまむらを行脚し、2軒目でようやく見つけたそうです。入荷量は多くなく、いとこが買いに行ったときにはたまごしかなかったそう。3姉妹は気に入りまくり、毎日のように背負っているそうです。ちなみに「子どもには、逆さにして頭部分を下にする方が安定するようです」とのリポートもありました。

 さらにSNS上では「行ったけどもうなかった泣」「値段は跳ね上がってるけど、アマゾンで買うか悩み中」などの声が続々。ということで、しまむらの担当者に聞きました。

 -なぜ、お寿司のセーフティークッションを?

 「つかまり立ちや歩き始めた赤ちゃんの頭を守るセーフティークッションは一般的に販売されていますが、当社ではこれまで取り扱いのないアイテムでした。今回、ベビー担当のバイヤーが販売に向け市場調査を行ったところ、動物がモチーフの商品が多かったんです。そこで、オリジナリティーを出そうと、『動物以外のデザイン』で『インスタ映えするもの』を意識して企画を練りました」

 -しかし、ナマモノとは意外でした。

 「いろいろある中で、『お寿司が動いたらかわいいのでは?』というアイデアが出て、最終的に決まったんです。ただ、ネタの選定が難しくて。赤ちゃんが背負ってかわいく見えるようにしたいのに、プリントしてみたら全然かわいく見えないネタもあって…。試行錯誤の結果、エビ、マグロ、タマゴの三つになりました。出来上がってからもお客様に選んでいただけるか不安だったんですが、SNSなどで話題にして頂き、発売から1週間でほぼ完売してしまいました」

 -えっ、もうないんですか?

 「そうなんです。今回はチラシ用の商品だったので…。でも、思った以上に好評だったので、次回の企画も進めています。今後を楽しみにしていただければ」

 とのこと。となると、次回は何が?追加生産は?ネタはこれからも増える?ていうかボツになったネタって何?…と聞きたかったのですが、「すみません、そこは企業秘密なんでお答えできないんです」と担当者。「セーフティークッション自体は続けますが、同じ商品を追加生産するかもしれませんし、ネタが増えるかもしれませんし、そもそも、お寿司にしないかもしれません。時期も含め、楽しみにしていただけたら」

 うーん、次何かと思うと見たくなる、というか欲しくなる。そっか、こうやって、しまむらパトロールに引き込まれていくんですね…! にくい…!

(まいどなニュース・広畑千春)

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