組み合わせは120万通り?カスタマイズできるハンバーガーが人気

 今、国内でもブームを迎えているハンバーガー業界。その中で、他の店にはない「遊びココロ」を満喫できるハンバーガー店がある。大阪・新町にあるオリジナル・バーガー店「milia burger」だ。特徴は、具材を自由自在にカスタマイズできる「カスタムバーガー」をたべられるところ。具材の組み合わせによって120万通りものバーガーが出来上がるという。

 「カスタムバーガー」は、3種類のバンズ、3種類のパティ、10種類のソース、6種類のトッピングからそれぞれ1つ選択、14、5種類(期間限定メニュー1、2種類を含む)の野菜から3つ選択し、完成する。「通常のハンバーガー店では、既存のメニューの種類が10~15、多くても40。それに比べてうちは120万通りの選択肢があります。具材も多様ですし、パクチーや期間限定の竹の子など意外な食材もあります」と店主の千野浩武氏。種類の多さと具の斬新さがバーガー好きに受け入れられている。

 店がオープンしたのは2016年。「工業系の専門学校を卒業後、ブラジル料理店で働いていたときに、サラダバーで楽しそうに料理を取るお客様の様子が印象深くて。それがカスタマイズシステムを採用した原点です」

 今は120万あるカスタムパターンだが、オープン当初は1000通りだったという。「インパクトがあると思い1000を目指したのですが、案外すぐに達成できてしまいまして。これでは『選べる楽しさ』なんてうたえないと思い、バンズやソースの種類を徐々に増やしていったんです」

 思わず写真を撮りたくなるような見た目から、SNSでも話題に。「投稿を見て来た」という来店客もいるという。「カスタマイズする内容によって、見た目も大きく異なります。ワクワクしながら待ち時間を過ごされるお客様が多いですね」

 カスタマイズに迷う客のために、店主によるおすすめメニューも用意されている。

 ハンバーガーは、大きな口を開けてパクリとやるのが一番おいしい食べ方だと千野氏。「『食べづらいから』と具材を分解するのは、もったいない食べ方。一気に食べてバランスが良くなるように調理しているので、思い切ってかぶりついてほしいですね」

(まいどなニュース特約・桑田萌)

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