おすすめの駅弁…名古屋駅「松浦のみそカツ」980円

 名古屋と聞いて思い浮かぶ食べ物といえば、きしめん、味噌カツ、手羽先、ういろう-あたりだろうか。そのうちの一つ、見た目も味も濃厚な八丁味噌で作った味噌カツを初めて食べたときには、「こりゃあ、ご飯がないとたくさんは食べられないな」と思ったのが、薄味党を自負する私の正直な感想だった。そんな“特濃八丁味噌”がたっぷりとのった名古屋メシである味噌カツがメインの駅弁をじっくりと味わってみた。

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 名古屋の代名詞、味噌カツ。その肝とも言える味噌は、三河産大豆100%使用で作られた八丁味噌で、軟らかいロースカツの上にふんだんにのせてある。一口食べると、その味の濃さから、全く反対の色である、真っ白いご飯が進むこと間違いなし。

 付け合わせのポテトサラダや味付け卵。椎茸、ニンジン、エンドウ、ゴボウ、タケノコなどの煮物がいい箸休めになっている。

 また、カツの油が回らないように、下にはパスタを敷いて浮かせてあり、このひと工夫がうれしい。味噌で食べるパスタも美味。

 980円。東海道本線・名古屋駅「松浦商店」TEL052・452・4506

(デイリースポーツ・柴田直記)

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