シイタケの選別にAI活用、大分 国内初、作業効率向上へ

 乾シイタケ生産量日本一の大分県で、県椎茸農業協同組合は13日、人工知能(AI)による画像解析を活用した選別機の稼働を開始した。農協によると、乾シイタケのAI選別機の稼働は国内初。手作業だった選別が効率化でき「業界が活気づけば」と期待する。

 生産者から届いた未選別の乾シイタケを画像解析し、大きさや色合いなどによって30種類に選別。AIを活用することで品柄が均一化し、高単価での市場販売を図る。選別速度も上がり、作業効率は43%向上するとしている。

 県内の生産者は、平均年齢が70代と高齢化が進んでいる。青野浩志組合長(68)は「導入で作業負担の軽減につながってほしい」と話した。

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