文字サイズ

金沢駅「利家御膳」1200円

 黒いつやで光るパッケージは江戸時代、お武家さんらが参勤交代などで乗ったとされる高級な駕籠(かご)がモチーフにしてあり、家紋が入って重厚さを感じる。駕籠かき棒に見立てた細長い箱には割り箸が入っていて無駄なスペースがなくユニークだ。前田利家公や歴代藩主が金沢城内での宴席の折、食べていた献立の文献を基に食材や調理法を現代風に工夫して再現された。加賀百万石のお殿様になった気分で食べることの出来る楽しい駅弁だ。

  ◇  ◇

 ひょうたん形のごはんには、ゆかりと梅干し。家紋形の炊き込みご飯には紅ショウガがのっている。

 おかずの卵焼きは甘めに仕上がり、レンコンの挟み揚げ、焼き鮭(ざけ)は薄い塩味。かまぼこは仙台名物の笹(ささ)かま風で、おかずの重の半分弱のスペースだけで三種の神器がそろう。

 イカと山菜は中華風にあえてあり、魚のすり身の天ぷら、昆布巻きは定番の味ですぐにそれと分かる。

 金沢の郷土料理である治部煮はホウレンソウ、椎茸、鶏肉の中まで味が染み込んでワサビとの相性もいい濃い甘めの味付けだ。

 デザートの大福が、口直しにちょうどいい。

 1200円。北陸本線・金沢駅「大友楼」Tel076・221・1758(デイリースポーツ・柴田直記)

関連ニュース

    おすすめ駅弁最新ニュース

    もっとみる

    主要ニュース

    ランキング

    話題の写真ランキング

    リアルタイムランキング

    注目トピックス