物価上昇、9カ月ぶり2%台 コメは過去最大の2割下落

 総務省が23日発表した9月の全国消費者物価指数(2025年=100)は、値動きの大きい生鮮食品を除く総合指数が前年同月比2・1%上昇し、102・3だった。伸び率は8月の1・7%から拡大し、日銀が目標とする2%を25年12月以来、9カ月ぶりに上回った。食料や水道が値上がりし、家計を圧迫している。一方、コメ類は在庫の積み上がりで前年同月比で20・6%下がり、過去最大の下落幅となった。

 生鮮食品を除く食料は2・9%上昇した。コメ類は比較可能な1971年以降、最大の下落幅となったが、原材料や人件費の高騰ですし(外食)は15・5%上昇。米国での干ばつの影響で牛肉(輸入品)も13・1%伸び、全体を押し上げた。

 水道料は、東京都の水道基本料金無償化の終了が響き、4・9%の上昇となった。

 中東情勢悪化に端を発した原材料価格の高騰の影響も出ている。トイレットペーパーは17・8%、冷蔵庫や掃除機といった家庭用耐久財は6・2%上がった。

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