ロシア原油の上限価格の下げ提案 EU、継戦能力に打撃

 【ブリュッセル共同】欧州連合(EU)のフォンデアライエン欧州委員長は10日、ウクライナへの侵攻を続けるロシアへの新たな制裁として、ロシア産原油の上限価格を1バレル=60ドル(約8600円)から45ドルに引き下げる考えを示した。ロシアの収入源に打撃を与えて継戦能力を低下させる狙いだ。

 上限価格を上回る取引は、海上輸送に関する保険が認められず、ロシアは原油を売りづらくなる。ロシア産原油の取引価格の上限を60ドルとする現在の措置は、日本や米国などの先進7カ国(G7)や、EUが合意して導入している。

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