森アートアワードに片山真理さん 現代美術家の活動を後押しする賞
日本の現代美術家の国際的な活動を後押しすることを目的に創設された美術賞「森アートアワード」(森現代芸術財団主催)の授賞式が26日、東京・六本木で開かれ、初代グランプリに美術家の片山真理さん(38)が選ばれた。賞金は1千万円。
生まれつき脛骨欠損という病気があった片山さんは9歳の時に両足を切断。自身で装飾を施した義足や、手縫いのオブジェを用いたセルフポートレートなどで知られる。2019年のベネチア・ビエンナーレ国際美術展に出展、20年に木村伊兵衛写真賞を受賞するなど活躍してきた。片山さんは「今も静かに、見えないところで前に進み続けている人たちに『努力は報われるのだ』と伝えたい」と喜んだ。
