台湾・台中、美術館と図書館融合 日本の建築家が設計し開館
【台中共同】台湾西部の台中市で13日、美術館と図書館を統合した大型文化施設が開館した。日本の有名な建築家ユニット「SANAA」(サナア)が設計。周囲は公園になっており、自然を感じながら芸術や本に触れられるよう開放的な建物にした。
室内は白を基調とし、ガラス張りの部分が多くて明るいつくり。エントランスにあるステンレス製の池は室温調整の機能も兼ねた。美術館と図書館の部分が半屋外の回廊で行き来できる。高さ27メートルの吹き抜けや低めの書棚で見通しの良さを確保した。
妹島和世氏と西沢立衛氏によるSANAAは「建築界のノーベル賞」といわれるプリツカー賞も受賞した世界的に有名な建築ユニット。
