文化庁は14日、「日中韓文化交流年」の開始式典を東京都内で開いた。2025、26年に3カ国で協力して文化的イベントなどを開催、交流を促す。式典には各国の政府関係者らが出席し、文化を通じた協力の重要性を確認。3カ国の出演者が茶道や京劇、伝統舞踊など、それぞれの伝統文化を披露した。
野中厚文部科学副大臣は式典で「文化交流年における連携は、文化のみならず日中韓の関係全体を強化するために極めて重要だ」と強調。式典では花をモチーフにしたロゴも発表した。
日中韓文化交流年の実施は、24年5月の日中韓サミットで決定。イベントなどの具体的な内容は今後話し合う。