田嶋会長 西野監督に要職ポスト 日本代表統括の立場で森保五輪監督サポートか

 日本サッカー協会(JFA)の田嶋幸三会長(61)が18日、福島市で取材に応じた。17日は日本協会内で関塚隆技術委員長と、代表新監督候補の森保一東京五輪監督と“ひとつ屋根の下”に集ったが、“三者会談”については言葉を濁した。

 「関塚?きのう話す時間はあったかな?あんまりなかったし。みなさんが期待する、誰だっけ?森保とも話していないし」。三者は18時過ぎに相次いで日本協会を離れたが、接触についてははぐらかした。

 新監督問題の一方で、田嶋会長は退任する西野朗日本代表監督(63)に日本協会内の要職ポストを用意する考えを明らかにした。「他からもいっぱいオファーがあるだろうし、協会から何か(オファーを)しないといけない」と見解を示した。

 2010年W杯南アフリカ大会で16強に導いた岡田武史氏は帰国後にJFAの理事、16年には副会長になり、今年3月まで務めた。西野監督にも同等のポジションか、新体制発足と同時に復活させるナショナルチーム・ダイレクター(ND)がその候補になる。

 NDは日本代表を統括する立場。就任すれば日本代表と五輪代表の監督を兼務する多忙な森保氏をサポートすることで、二足のわらじを可能にさせる立場になる。田嶋会長は「西野さんは疲れているみたい」と体調、心情面を考慮して、時間を置いて打診する。

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