長友 W杯帰国直後に震災被災地・仙台へ 子供達のパワーで“元気玉”補充に成功

 サッカー日本代表DF長友佑都(31)=ガラタサライ=が7日、仙台市を訪れ、地元サッカーチームの小学生らと交流。子どもたちのエネルギーを受け取って、あらためて4年後のW杯カタール大会出場へ意欲を表明した。また昨年5月から震災遺構として公開されている旧荒浜小を訪問。東日本大震災を風化させてはいけないと、熱く訴えた。

 小学生たちと触れ合う中で、あり余るパワーを受け取った。長友は「エネルギー、半端ない。元気をもらいました。このエネルギーで4年後、また挑戦したいなという強い思いです」と笑顔。ロシア大会で使い切った“元気玉”を、2022年カタールW杯に向けての補充に成功した。

 長友はベルギー戦の試合前にバンザイするポーズを披露。先だって「元気玉作ってるんで、みなさんがっつりエネルギー送ってください」とツイートしていた。漫画「ドラゴンボール」の主人公・孫悟空が必殺技「元気玉」を作る際にエネルギーを集めるポーズで、試合後は「ありがとう。やりきった。出し切った」と使い果たしたことをツイートした。

 5日に帰国したばかり。休む間もなく公の場に立った。理由は二つ。「応援してくださったみなさんに、感謝のお礼を伝えたい」というのが一つ。もう一つは被災地への思いからだった。

 「風化させてはいけない。(W杯で)注目されている時に何かできないかなと思って。まだまだ復興はできていないし、時間もかかるし、人の心に傷は残っていると思う」

 あえてW杯直後に訪問することに、意味があった。被災地を勇気付けて、被災地からエネルギーを受け取った。そのエネルギーで、4年後も日本列島に感動を与える。

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