クリンスマン氏、3週間前には日本に興味 リトバルスキー氏がラジオで証言
サッカー元西ドイツ代表で日本でも選手、指導者として活躍したピエール・リトバルスキー氏が6日、FMラジオJ-WAVEの「JK RADIO TOKYO UNITED」に出演し、日本代表監督就任が決定的となっているユルゲン・クリンスマン氏について言及した。
リトバルスキー氏はクリンスマン氏とは当時の西ドイツ代表でのチームメートという間柄になる。番組ナビゲーターのジョン・カビラから話題を振られると、英語で「興味深い話だね。能力を持っていると思うし、たくさんアイデアもある。多分、日本サッカーの助けになるんじゃないでしょうか」と無難なコメントをした後、「でも、日本代表はこの2カ月でよくなったので、西野さんから話をちょっと聞いた方がいいかもね」と続けた。
さも、就任が決まっているかのような口ぶりにカビラが色めき立つと、リトバルスキー氏は今度は日本語で「僕は3週間前にクリンスマンと話して、興味はあるけど…(と言っていた)」とポツリ。カビラから「興味あるってご本人言っていたんですか」とたたみかけられると「言ってた。そう」と漏らした。
「まだ全然決まってないけど。今、多分、彼は考えている」と決定してはいないものの、思案段階にあるだろうとした。