西野監督の秘策!高速パスで崩す セネガルの組織力を警戒
「ロシアW杯・H組、日本-セネガル」(24日、エカテリンブルク)
2連勝のカギは高速パスにあり-。サッカー日本代表の西野監督は21日(日本時間22日未明)、ベースキャンプ地のカザンでの練習後、報道陣の取材に応じ、セネガル対策を語った。
ポーランドを2-1で撃破したアフリカの雄について、指揮官は「ただ身体能力が高いとか、フィジカルで押してくるというだけのチームではない。特に、ディフェンスがしっかりとしているところが近年ないですね、アフリカのチームでそういう組織的なところは」と警戒。21日の練習前からスカウティング映像をミーティングで用いるなど、対策を進めている。
狙いは敵陣を切り裂く鋭いパス。「(敵陣は)時間もスペースも与えてくれない」としながらも、「ただ、そこを逃げて(両サイドで)ボールが動いているだけでは、つかまってしまう。密集した組織的な守備を避けずに、ポイントが作れれば。ボールを速く動かすことをまず考えないといけない」。広い守備範囲の網を突破し、攻撃の起点を確保する。
起用メンバーについては「ベースは初戦」と語った指揮官。コロンビア戦の快勝劇を、セネガル戦につなげる。