長友「もう一回危機感を」セネガルの“新進気鋭のスピードスター”サルを抑える
「ロシアW杯・H組、日本-セネガル」(24日、エカテリンブルク)
サッカーのW杯ロシア大会1次リーグH組初戦で、コロンビアを2-1で破った日本代表は一夜明けた20日、ベースキャンプ地のカザンでセネガルとの第2戦(日本時間25日午前0時・エカテリンブルク)に向けて調整した。
新進気鋭のスピードスターを、豊富な経験で抑え込む。コロンビア戦から一夜明け、DF長友佑都(31)=ガラタサライ=は難敵のセネガルに照準を絞った。
金星に酔いしれる余裕はない。クールダウンを終え「一つ勝っても、(ここから)2試合負けたら話にならない。自信をつけるのは大事だが、もう一回危機感をつけないと」。個人的に同組の3カ国を分析していたことを明かした上で「正直、一番セネガルが強い。フィジカルもだが規律もある。普通にやったらやられる」と警戒感を強めている。
MFマネら強敵ぞろいだが、長友が目をつけたのは若き新星。「一番驚いたのはサルという(展開次第で)マッチアップするかもしれない選手。まだ20歳で若いけど、めちゃくちゃスピードある」。対策として「経験も大事。いろんなビッグプレーヤーと対戦してきた間合いの感覚は、自分の中で整理できている。それをうまく使いながらやりたい」と完封を誓う。
「(勝利で)自信持つことは大事だけど、10人のコロンビアに苦戦しているのは、冷静に判断しないといけない」。足元を見つめ直し2連勝を目指す。