痛恨!メッシPK外した アルゼンチン猛攻実らずドロー マラドーナ氏も観戦
「ロシアW杯・D組、アルゼンチン1-1アイスランド」(16日、モスクワ)
1次リーグD組で、前回大会準優勝のアルゼンチンが初出場のアイスランドと1-1で引き分けた。前半19分にFWアグエロが先制しながら直後に追い付かれ、FWメッシは後半にPKを失敗。アイスランドは歴史的な勝ち点1をつかんだ。C組で、20年ぶりの優勝を狙うフランスはオーストラリアを2-1で退け、初戦を飾った。後半にFWグリーズマンのPKで先制した直後に追い付かれたものの、同36分にMFポグバが決勝点を奪った。
屈辱のスタートだ。1-1で迎えた後半19分に得たPKのチャンス。FWメッシがゴール左を狙ったシュートは、GKハルドルソンにセーブされた。痛恨のPK失敗。最大の好機を逃したツケは大きく、まさかの引き分けに終わった。
31歳を目前にして臨む、4大会目のW杯。前回大会は決勝で敗れた世界最高の選手にとって、渇望するビッグタイトルだ。地元テレビ局のインタビューで「このW杯を最後のチャンスととらえている」と大会後の代表引退を公言するなど並ならぬ決意を示している。
マラドーナ氏も観戦した一戦。前半19分、後方からのパスを受けたFWアグエロがトラップから反転、左足で先制ゴール。だが、同23分にアイスランドFWフィンボガソンに同点ゴールを許した。
メッシは前半17分には右サイドから中央へ真横に切れ込む得意の形で放った左足でのシュートはGKに阻まれた。直接狙ったFK3本も精度を欠いた。この日放った10本のシュートがゴールを割ることはなかった。