「サッカー・皇后杯準決勝、INAC神戸-仙台」(23日、等々力陸上競技場)
今季限りで引退するINAC神戸の澤穂希(37)が22日、神戸市内で皇后杯準決勝の仙台戦に向けた前日練習に参加した。セットプレーを入念に確認し、最後に「好きじゃない」と公言するPKを決めた。練習後は「90分で勝負をつけるイメージはできている。優勝して有終の美を飾りたい」と意気込んだ。
夫の辻上裕章氏はJ1仙台の運営・広報部長を務めており「“夫婦ダービー”には負けられない」と気合十分。松田岳夫監督も「澤の引退でチーム全体がまとまりつつある」と手応えを語った。
今季、チームは仙台と3度対戦。澤は全て先発でフル出場したが、得点はない。8月11日の結婚発表後は2試合を行い、1勝1敗。9月18日にアウェーで対戦した際には「試合は試合、仕事は仕事で関係ない。自分を見失うことはない」と話していた。
狙うのは、優勝で飾る有終の美。たとえ夫が運営に携わるチーム相手でも、まだここでは負けられない。澤が最後の直接対決で“ミセスパワー”を見せつける。