地方局制作のサッカー番組30地域に拡大 野々村チェアマン「長い目で見て、間違いなくプラス」
Jリーグは31日、都内で理事会を開き、各地放送局と制作するサッカー番組を4月から30地域(45都道府県)に拡大することを決定した。系列を超えて30地域の民放局が同タイトル同コンセプトの番組制作をするのは初の試みとなる。
野々村チェアマンは「日本のほとんどのエリアで、その地域に合ったサッカーを応援する番組が始まる。長い目で見て、間違いなくプラスになっていく」と期待をかけた。
クラブ間での競争促進などを目的に比率変更となる配分金の詳細も承認した。配分金総額のJ1とJ2の比率は約2対1だが、今後は段階的に6対1程度とする方針。また、競技順位や人気に基づく理念強化配分金により、J1上位9クラブへの支給割合も高くなった。