大迫 完全復活「やっと痛いところなくなった」 神戸J1残留へ3連勝

 「明治安田生命J1、福岡0-1神戸」(1日、ベスト電器スタジアム)

 神戸は福岡に競り勝って連勝を3に伸ばした。

 エースが完全復活を宣言した神戸がJ1残留に近づく勝利をつかんだ。前節G大阪戦の途中出場で復帰したFW大迫勇也(32)がリーグ戦5試合ぶりの先発。決勝点の起点となり、存在感を見せつけた。

 勝ち点で並ぶ福岡との対決を制し、3連勝で12位に浮上。4月10日のC大阪戦以来のフル出場を果たした大迫は「やっと痛いところがなくなったので」と全快をアピールした。

 MF小林祐の加入後初ゴールとなる決勝点は、大迫の絶妙なトラップから生まれた。前半21分、GK飯倉からのロングボールをピタリと止め、左サイドの汰木に展開。エリア内でマークを引きつけ、小林祐のゴールをお膳立てした。人生初のヘディング弾を決めた小林祐は「ヴィッセルはJ1に残るべきだと言ってるんだと思います」と振り返った。

 残留争いを占う大一番にクラブも動いた。メンバー外選手やスタッフなど全員が福岡入り。スタンドから応援した。6戦連続欠場中のMFイニエスタも先制点の場面では机をたたいて喜んだ。

 残り4試合。調子を上げてきた大迫には日本代表復帰も期待される。「W杯は僕の中では大きな大会ですけど、W杯を見るだけじゃなく目の前の試合でやることが何よりも大事。今、自信はすごくある」。J1残留を決めた先には3大会連続のW杯が待つ。

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