鹿島・岩政新監督「いろんなものが壊れている」 再建へ「熱のこもったサッカーを」
J1鹿島の岩政大樹新監督(40)が9日、茨城県鹿嶋市で就任後の初練習に臨み、オンライン取材にも応じた。「今の順位(5位)以上にいろんなものが壊れている」との現状認識を示し、「流れが悪い時に帰るべき場所を認識させないと、暗闇の中でサッカーをすることになる。そこの整理をつけてあげることが必要」と再建への道筋を語った。
今季序盤には来日が遅れたバイラー前監督の代行で指揮。開幕から3勝1敗の成績を残し「それがベースになる」と基本戦術に言及した。「(プレー)強度と個性」を掲げ、「鹿島らしく熱量のこもったサッカーを表現する」と力を込めた。
初陣は14日のホーム福岡戦となる。「足並みをそろえ、一緒に肩を並べながら進んでいきたい」とサポーターの後押しを呼び掛けた。