久保建英が加入のレアル・ソシエダード 開幕前にメインスポンサー撤退の可能性

 サッカー日本代表MF久保建英が加入したスペイン1部リーグ、レアル・ソシエダードなどのメインスポンサーである英国の自動車売買企業Cazooが大規模な業績悪化に転じており、いくつかの国で事業縮小、さらに資金提供を取りやめる可能性があるという。仏紙レキップなどの報道を受け、8日までにスペインのスポーツ紙マルカが伝えている。

 報道によると、同社は半年で約3億ユーロ(約418億円)の損出を計上し、「戦略の見直し」の必要性に迫られている。6月初旬には750人の人員削減計画を策定。いくつかの国で事業撤退するほか、サッカークラブなどとのスポンサー契約を破棄することが考えられている。

 Cazooはスペインで2クラブ(レアル・ソシエダードとバレンシア)、フランスで2クラブ(マルセイユ、リール)、ドイツ(フライブルグ)、イタリア(ボローニャ)、イングランド(アストン・ビラ)と欧州各国リーグで主要スポンサーになっているほか、バスケットボールチームや、ラグビーのウェールズ代表など複数のスポーツを支援している。

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