サッカーのオーストリア２部ザンクト・ペルテンは１日、Ｊ１鳥栖のＵ－１９（１９歳以下）日本代表ＦＷ二田理央（にった・りお、１９）が期限付き移籍で加入すると発表した。買い取りオプションも付帯している。鳥栖も同日、発表した。

　２００３年生まれで２４年パリ五輪世代にあたる二田はＪ１鳥栖の下部組織出身。Ｕ－１８在籍時の２０２１年６月１８日にトップチームに２種登録されると、同２３日の横浜Ｍ戦でＪ１デビューした。同３０日にプロ契約を締結し、同年７月にオーストリア２部インスブルックのＵ－２３チームに期限付き移籍した。オーストリア３部では１９試合２１得点を量産。トップチームでも５試合１得点を挙げた。

　二田は鳥栖を通じて「この度、オーストリア・リーグ２部のザンクト・ペルテンへ期限付き移籍することになりました。サガン鳥栖を代表してオーストリアというヨーロッパの地で活躍して大きく成長できるよう頑張ります」とコメントした。