J1神戸 ロティーナ監督 PK判定めぐる三木谷会長の不満に「理解できる」
J1神戸のミゲルアンヘル・ロティーナ監督(65)が21日、天皇杯3回戦・山口戦(22日・みらスタ)に向け、オンライン取材に応じた。
18日のリーグ・柏戦(三協F柏)では先制しながら1-3の逆転負け。前半終了間際にVARが介入してPKを取られた判定について、試合後、神戸の三木谷浩史会長がツイッターで「今回は、徹底的にやらせてもらう」などと連続投稿している。
これについてロティーナ監督は「自分もあれはPKでなかったと思っていますし、それが試合を決定づけるプレーだったと考えると、会長が不満をあらわにしたことも理解できる」と話した。
柏戦では1-1で迎えた前半終了間際、柏MF戸嶋の突破を阻んだDF菊池がファウルを取られた。当初エリア外との判定だったが、VARが介入し、PKに判定が変更された。MFイニエスタが珍しく興奮し、相手選手と言い争うなど猛抗議したが、PKで逆転を許した。三木谷会長は試合当日から「あれがファール。。。」「いくらなんでも酷すぎると思う」などと判定への不満を示していた。
神戸はこの試合に敗れたことでリーグワーストの10敗目。17位の湘南と勝ち点5差の最下位と厳しい状況に追い込まれている。