日本代表・森保監督 第2戦の相手コスタリカは「勝ち点3を取りたい相手」就任初戦で3-0完勝
サッカー日本代表の森保一監督(53)が0-3で完敗したチュニジア戦から一夜明けた15日、大阪市内で取材に応じた。W杯カタール大会1次リーグE組の第2戦で対戦する相手が、14日(日本時間15日)に開催された大陸間プレーオフによりコスタリカに決定。これを受けて、森保監督は「勝ち点3を取りたい相手」と必勝を誓った。
大陸間プレーオフは、カタール・アルラヤンのアフメド・ビン・アリ・スタジアムで行われた。コスタリカ(北中米カリブ海)がニュージーランド(オセアニア)に1-0で勝利。前半3分のキャンベルのゴールを守り抜き、3大会連続6度目の本大会出場を決めた。
これで日本の1次リーグはドイツ、コスタリカ、スペインの順で対戦することが確定。ここで2位以内を目指す。
コスタリカとは18年9月11日に森保監督の就任初戦として、パナソニックスタジアム吹田での国際親善試合で対戦した。3-0で完勝している。
この日午前に取材に応じた森保監督はプレーオフの試合はまだ見ていないという。「強豪ぞろいの厳しいグループに入ったと思っていますけど、どの組に入ってもW杯は厳しい戦いになる。昨日のチュニジア戦を戦って改めてそう感じる」。チュニジア戦では攻守にミスが重なり3失点完敗。6日のブラジル戦に続き、W杯出場国に完敗したことで課題は少なくない。
ドイツ、スペインという優勝経験国との対戦があるだけに、コスタリカ戦では何が何でも勝利がほしい。「勝ち点3を取りたい相手だと思っています。我々の持っている力を出し切れば、勝っていける相手だと思っている。自信を持って戦っていけるように、勝ち点3をつかめると思えるように十分準備をしていきたい」と力を込めた。