フランクフルト・長谷部、カタールW杯に「待ちきれない。ドイツ、スペインと戦えるのはうらやましい」
サッカーのドイツ1部リーグ、アイントラハト・フランクフルトの元日本代表MF長谷部誠(38)が1日、取材に応じ、W杯カタール大会(11月開幕)に臨む日本代表にエールを送った。
自身は10年のW杯南アフリカ大会から3大会連続出場し、前回のロシア大会後に代表引退を表明した。W杯を観戦するのは久々となる。「楽しみで仕方がない。待ちきれない感じがある。ドイツ、スペインとW杯の舞台で戦えるのは、選手としてうらやましい」と話した。
代表へのアドバイスについて問われると、「一日本代表のファンとして、全力で応援する。3大会経験する前の気持ちに戻れるんじゃないかと。ある意味ノーストレスで、楽しんで友達と家族と応援できるんじゃないかな」と笑顔を見せた。
この日は故郷の静岡県藤枝市で行われたMAKOTO HASEBE SPORTS CLUBが開催したサッカーイベントに参加。集まった幼児から中学生らと共にミニゲームを行った。「帰ってくるたびにふるさとはいいなと実感する。子どもたちとボールを蹴ることは、自分の原点を思い出させてくれる。プロサッカー選手として大事な場所、時間」と感慨深げだった。