J1浦和 2戦連続無得点で9戦未勝利 ロドリゲス監督「結果はポジティブではない」
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「明治安田生命J1、福岡0-0浦和」(28日、ベスト電器スタジアム)
2試合連続無得点の浦和は敵地で引き分けに終わり、9試合未勝利となった。16試合で2勝9分け5敗の勝ち点15で暫定14位に浮上した。
浦和は前節C大阪戦(25日)で負傷交代したFWユンカーがベンチ外となり、1トップには7試合ぶりに先発出場したFW松尾が入った。開始早々に小気味良い崩しから、こぼれ球を拾ったMF明本が左足シュートを放ったがゴールポストを直撃した。圧倒的にボールを支配しながら得点を奪えず、重苦しい雰囲気のまま前半を0-0で折り返した。
後半も福岡ゴール前までボールを運ぶが、相手の堅守を攻めあぐねた。終了間際にDF岩波がクロスに飛び込んだが、シュートは打てなかった。好内容で勝ち点1を上積みしたが、未勝利の9試合で無得点は5試合、1得点は3試合と得点力不足が大きな影を落としている。
浦和のロドリゲス監督は「我々の状況を考えれば、この結果は決してポジティブなものではないと捉えている。勝つためのチャンスはつくれていたが(得点を)決められなかった」と受け止めた。