三木谷会長涙の激励も神戸ドロー イニエスタ「一致団結して戦う姿勢を見せていくことが大事」

試合前にサポーターの前に姿を見せた三木谷浩史会長
 三木谷会長のエールを受けたが磐田と引き分けた神戸イレブン
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 「明治安田生命J1、神戸0-0磐田」(25日、ノエビアスタジアム神戸)

 最下位の神戸は磐田を圧倒的に攻めるもゴールを割れず、スコアレスドローに終わった。鹿島は鳥栖と4-4で引き分け、勝ち点30で首位に浮上。川崎は湘南に0-4で大敗し、得失点差で2位に後退。横浜Mは京都に勝ち、勝ち点28。柏は札幌を圧倒し、FC東京は小川の2点などで清水に快勝した。C大阪は浦和を下し、名古屋は福岡に勝って3連勝。

 総帥直々の涙の激励も勝利には届かなかった。神戸は磐田とスコアレスドロー。最下位脱出はならなかった。

 21日に通話アプリで辞任を示唆していた三木谷浩史会長が23日早朝にクラブハウスを電撃訪問。涙ながらにクラブに対する思いを語り、会長職の続行を明言した。そしてこの日も三木谷会長は再び神戸入りしてスタジアムに駆けつけ、低迷するチームを激励した。

 試合前にはゴール裏サポーターの前に歩み寄って一礼。サポーターの拍手に、手を上げて応えた。試合後は引き揚げる選手をタッチで迎えた。

 主将のMFイニエスタは言う。「今難しい状況にいる中で、すべての人が一緒になって戦うことはすごく重要。一致団結して戦う姿勢を見せていくことが大事」。3戦ぶりの勝利に向かう空気にはなっていた。相手の4倍となる16本のシュートを放った。しかし力が入り過ぎたのか決定機にミスを連発した。15試合を終えてわずか1勝。残された時間はそう多くはない。

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