J1神戸に罰金50万円の処分 イニエスタ直接FK取り消しで執拗な抗議

 Jリーグは24日、J1神戸の複数選手が21日の第14節・湘南戦(レモンS)で判定を巡って執拗に抗議したとして、規律委員会で神戸に対し罰金50万円の処分を決定したと発表した。

 湘南戦の後半51分に神戸の元スペイン代表MFイニエスタの直接FKがゴール右隅に吸い込まれたが、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)の介入でFW武藤のハンドと判定され、ゴールは取り消された。直後に試合が終了し、1-2で敗戦が決まった。激高した武藤やDF大崎に加え、イニエスタも説明を求めて今村主審に詰め寄った。ベンチからロティーナ監督が飛び出して仲裁に入るなど、試合直後は異様な雰囲気に包まれた。

 処分理由として「同行為について映像等を用いて検証し、事実関係を確認した結果、ヴィッセル神戸の監督・スタッフ等が抗議を静止しようとする行動は確認できたが、その行動以前に激しく執拗に主審への抗議がなされていること、またその行動後も選手等による抗議が繰り返し続いていたことが確認できたため、同委員会はヴィッセル神戸の複数の選手が主審に集団で詰め寄って、見苦しい抗議を執拗に繰り返し行ったものと認定した」とした上で「日本サッカー協会競技および競技会における懲罰基準に照らして審議した結果、同行為は、『チームによる違反行為、同一チームの何人かの選手等が審判等に集団で詰め寄って、脅しをかけるような言葉や態度を用いた場合、あるいは、見苦しい抗議を執拗に繰り返し行なった場合、当該チームに対して罰金が科される』に該当すると判断、罰金(50万円)処分とする」と説明した。

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