森保ジャパン 6・6国立でブラジル戦 国内21年ぶり「過度に見上げることなく」

 日本サッカー協会は27日、日本代表が6月6日に東京・国立競技場で行われるキリン・チャレンジカップでブラジル代表と対戦すると発表した。試合開始は午後7時20分予定。国内でのブラジル戦は2001年6月以来21年ぶり。新国立での代表戦は初となる。国際サッカー連盟(FIFA)ランキングは日本が23位でブラジルは1位。森保一監督(53)は「過度に見上げることなく、同じ目線で戦えるチームを作りたい」と意気込んだ。

 日本代表にとって待望の大一番が実現した。森保監督はW杯カタール大会に向けて「本当に強いチームと戦って自分たちの立ち位置、課題を整理していければ」と強豪国との試合を熱望しており、FIFAランク1位との対戦は申し分ない強化の場となる。

 ブラジルとの対戦は17年11月にフランスで行われた国際親善試合以来、国内では01年6月のコンフェデレーションズ・カップ以来21年ぶりとなる。過去の対戦成績は日本の2分け10敗(5得点、34失点)。ネイマール(パリ・サンジェルマン)には直近4試合連続でハットトリックを含む計8得点を奪われている。また、国立での代表戦は14年3月以来で、改修後は初となる。

 ブラジルは14勝3分け(40得点、5失点)で南米予選を1位突破。6月11日に未消化のアルゼンチン戦をオーストラリア・メルボルンで行う予定で、アジア遠征の一環として日本との顔合わせが実現したとみられる。

 日本は強化試合として6月に計4試合を予定しており、同2日には札幌ドームでパラグアイ代表と対戦する。W杯1次リーグではドイツ、スペインという優勝経験国と同組に入った。最多5度の優勝を誇る王国ブラジルとの力試しを糧に、「8強以上」を目標に掲げる本大会での躍進につなげる。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

サッカー最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    スコア速報

    ランキング(サッカー)

    話題の写真ランキング

    デイリーおすすめアイテム

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス