ボーフム・浅野拓磨 2得点!勝利導いた「とても幸せ」 W杯メンバー入りへアピール
「ドイツ1部リーグ、ホッフェンハイム1-2ボーフム」(2日、ジンスハイム)
ボーフムの浅野拓磨(27)は敵地でのホッフェンハイム戦に先発して2得点し、2-1の勝利に貢献した。今季リーグ戦で3ゴールとした。後半43分に交代した。
浅野が2ゴールをたたき込み、1部残留へ大きな勝ち点3をもたらした。2点目の後には満面の笑みで得意の「ジャガーポーズ」。W杯カタール大会のピッチを夢見る日本代表FWは「とても幸せ」と喜んだ。
3トップの一角で先発し、前半28分に鮮烈な一撃を突き刺した。左から中へ切り込み、約20メートルの距離から右足を振り抜く。これがゴール左を射抜いて先制。1-1の後半14分にはDFとうまく入れ替わって抜け出し、GKとの1対1を制して決勝点を挙げた。
W杯では初戦で強豪ドイツと当たる。同国代表が数多く所属するリーグで戦う浅野の経験は頼りになりそうだ。組み合わせ決定に「ハードなグループ」と苦笑しつつ「ドイツでプレーしているし、自分にとってはハッピー」と心待ちにした。
4年前のW杯ロシア大会はアジア予選突破に貢献したものの本番でメンバー落ち。今回に懸ける思いは強く「まだW杯でプレーできるか分からない。まずはボーフムに集中したい」と気を引き締めた。