三笘薫「命懸けで戦う。未来が決まる」日本の切り札が勝てばW杯の大一番へ決意

 練習で笑顔を見せる三苫薫(左)と浅野拓磨(撮影・棚橋慶太)
 練習で精力的な動きを見せる三苫薫(中央)=撮影・棚橋慶太
 オンライン取材に応じた三笘薫
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 W杯カタール大会アジア最終予選のオーストラリア戦(24日、シドニー)に臨む日本代表の三笘薫(24)=サンジロワーズ=が21日、オンライン取材に応じ、勝てば7大会連続7度目のW杯出場が決まる大一番を前に「チームとしても個人としても命賭けで戦う。代表として未来が決まる試合」と決意をにじませた。

 昨年11月のオマーン戦では後半開始から投入され、伊東の決勝点をアシストする鮮烈な代表デビューを飾った。足首の負傷で前回の最終予選では招集を見送られたが、満を持して代表復帰。「攻撃的な選手なのでゴール、アシストでチームに貢献するのが個人的な目標。この試合で今後のサッカー界も変わると思っている。自分だけでなく、全ての人がいい方向になれるような試合にしたい」と意気込んだ。

 18日のオーステンデ戦を終え、ドバイ経由で丸一日を費やす長距離移動で20日夜にチームへ合流した。日本の左FWは南野(リバプール)が一番手だが、チーム練習の参加が試合前日の23日となる見通しで、南野の状態次第では三笘により長い出場時間が与えられる可能性も高い。三笘は「途中出場は慣れている、流れを代えるプレーが求められている。(出場)1分でも結果を残さないといけない世界。何分でもプレーできれば、その中で自分のプレーを出せる」と自信をのぞかせた。

 昨夏の東京五輪では負傷の影響もあって不完全燃焼に終わった。W杯で捲土重来を期す24歳は「W杯で活躍すれば、その選手の価値がそこで決まってくる印象がある。それほど大きな大会は欧州チャンピオンズ・リーグくらい。サッカー選手にとっては一番大きな舞台だ。サッカー人生を振り返った時に、一番思い浮かぶのがそこなんじゃないか」と世界最高峰の夢舞台へ想像を巡らせた。

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