日本サッカー協会は２２日、埼玉スタジアムで行われるＷ杯カタール大会アジア最終予選の中国戦（２７日）とサウジアラビア戦（２月１日）に臨む日本代表メンバー２３人を発表し、今冬にスコットランド・プレミアリーグのセルティックに加入した前田大然（２４）らが選ばれた。

　１月にＪ１横浜Ｍからセルティックに期限付き移籍した前田は１７日のヒバーニアン戦で先発出場し、前半４分に先制点となるデビュー弾を決めた。昨年１１月の最終予選２連戦に招集されていたが、２試合ともベンチ外となっていた。出場すれば最終予選初出場となる。

　森保一監督（５３）は前田への期待について「ゴールです」と即答。「セルティックでもデビュー戦で開始早々にゴールを決めたし、Ｊリーグでも得点王を取っている。彼に期待するのはゴールです」と語った。

　日本代表メンバーは以下の通り

　ＧＫ　川島永嗣（ストラスブール）権田修一（清水）シュミット・ダニエル（シントトロイデン）

　ＤＦ　長友佑都（ＦＣ東京）酒井宏樹（浦和）谷口彰吾（川崎）山根視来（川崎）植田直通（ニーム）板倉滉（シャルケ）中山雄太（ズウォレ）冨安健洋（アーセナル）

　ＭＦ／ＦＷ　大迫勇也（神戸）原口元気（ウニオン・ベルリン）柴崎岳（レガネス）遠藤航（シュツットガルト）伊東純也（ゲンク）浅野拓磨（ボーフム）南野拓実（リバプール）守田英正（サンタクララ）前田大然（セルティック）堂安律（ＰＳＶアイントホーフェン）田中碧（デュッセルドルフ）久保建英（マジョルカ）

　最終予選はＡ、Ｂ組各６チームの２位までがＷ杯出場権を獲得し、３位同士の勝者は大陸間プレーオフに回る。日本は６試合を終えて４勝２敗の２位につけている。