相馬勇紀「下からはい上がるだけ」カタールW杯へ「序列覆すプレーを見せないと」

 シュート練習をする日本代表・相馬勇紀(撮影・堀内翔)
 調整する日本代表・相馬勇紀(撮影・堀内翔)
 オンライン取材に応じた相馬勇紀
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 サッカー日本代表候補は17日、千葉県内で合宿を開始する。練習に先立ち、相馬勇紀(24)=名古屋=がオンライン取材に応じ「下からはい上がるだけ」と代表定着への決意をにじませた。

 昨夏の東京五輪後には同じ五輪代表だった三笘薫(サンジロワーズ)、田中碧(デュッセルドルフ)らがW杯最終予選に招集され、日本を勝利に導いた。相馬は「薫や碧、一緒に戦ったメンバーが代表を勝たせている姿を見て悔しい思いもあったし、また同じ舞台で戦いたいという気持ちも増した。自分もそこに追いつけるようになりたい」と素直な思いを口にした。

 昨季は33試合に出場して2得点8アシストも「選ばれるべき活躍が全然できていなかった」と厳しく振り返り、「自分の武器で勝たせる存在になることを意識してやりたい。得点の部分にこだわってやっていきたい」と合宿でのアピールを誓った。

 今冬に開催されるW杯カタール大会に向けて「(代表)チームに入っていくには序列を覆す、仲間の信頼を得られるぐらいのプレーを見せないといけない。チャレンジャー精神を持って、カタール(W杯)は冬なので1年でどれだけ進化できるか、毎日を大切にしていきたい」と意気込んだ。

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