大岩氏 パリ五輪世代代表監督最有力 今冬には磐田からの監督就任を固辞
2024年パリ五輪を目指すサッカーU-20(20歳以下)日本代表監督に、元J1鹿島監督で現U-18日本代表候補監督の大岩剛氏(49)の就任が最有力となっていることが7日、複数の関係者の話で分かった。
日本協会では日本人を中心に人選を進め、大岩氏は早くから候補の一人に挙がっていた。今冬には来季J1に昇格する磐田から監督就任を打診されたが、固辞したという。来年6月のU-23アジア杯(ウズベキスタン)にはパリ五輪世代で臨むため、反町技術委員長は「年内に(監督を)決めたい」との意向を語っていた。
元日本代表DFの大岩氏は10年の現役引退後は鹿島でコーチを務め、17年6月に監督に昇格した。18年にはアジア・チャンピオンズリーグ初制覇に導き、19年に退任。日本協会に籍を置き、育成年代にも精通している。