J川崎レアンドロダミアンがMVP 史上9人目、得点王とW受賞「チームメートがいたから」
Jリーグの2021年シーズン表彰式にあたる「Jリーグ・アウオーズ」が6日、行われ、今季のMVPがレアンドロダミアン(32)=川崎=に決まったと発表された。初受賞。
レアンドロダミアンは加入3シーズン目。19年が9得点、20年が13得点と積み重ね、今季は35試合出場23得点で前田大然(横浜M)と分け合う形で得点王のタイトルも獲得。MVPとのダブル受賞は昨年のオルンガ(柏)に続き、史上9人目となった。
身長188センチの体格を生かしたポストプレーはもちろん、スペースが狭い中でもシュートを決め切る技術の高さ、フィジカルの強さを何度も披露。自分でボールを浮かせて狙うオーバーヘッドシュート(バイシクルシュート)は代名詞とも言える技術で、川崎の公式ユーチューブチャンネルには“まとめ動画”も公開されている。リーグ随一の攻撃力を持つ川崎をけん引した。
レアンドロダミアンは「本当に幸せな気持ちでいっぱいです。いつも思っているんですけど、自分はチームのために、とにかくチームが勝つためにやり続ける。それをいつも思ってプレーしています。なので、この個人賞は、チームメートがいたからこそ、今、自分がここでもらえていると思っています。家族、妻、子供達。家族の存在もとても大切です。彼らの存在があるからこそ、このモチベーションを持って戦い続けることができています」とスピーチした。