浦和・阿部勇樹 引退セレモニーで感謝「何度も倒れそうになった僕を立ち上がらせ」

 引退セレモニーであいさつする浦和・阿部
 引退セレモニーで、子どもたちから花束を受け取る浦和・阿部(右)
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 「明治安田生命J1、浦和0-1清水」(27日、埼玉スタジアム)

 今季限りで現役を引退する元日本代表MF阿部勇樹(40)の引退セレモニーが行われ、サポーターに直接別れを告げた。

 「私、阿部勇樹は今シーズンをもって引退します」と切り出した阿部は、浦和に関わるさまざまな人への感謝を述べ、サポーターに対して「レッズのために戦えて、お互いに喜んだり悲しんだり、いっぱいあったと思います。皆さんと一緒に戦い、タイトルを取れたことは僕の宝物です。皆さんの声援、拍手、後押しがピッチの上で何度も倒れそうになった僕を立ち上がらせてくれました。本当にありがとうございます」と涙ながらに語りかけた。セレモニーの最後には2人の息子から花束とねぎらいの言葉が贈られた。

 阿部は2007年に千葉から浦和へ完全移籍し、イングランド2部(当時)レスターを経て、12年に浦和へ復帰。浦和では2度のアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)制覇などタイトル獲得に尽力した。プロ24年目の今季は4年ぶりに主将を務め、FC東京との開幕戦でゴールを決めた。歴代4位のJ1通算589試合に出場し、75得点を挙げている。J1通算23シーズン出場は歴代最多。日本代表としては10年W杯南アフリカ大会に出場し、中盤の底を担うアンカーとして日本のベスト16進出に貢献した。

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