J1佳境【27日見どころ】神戸はACL圏確定なるか 残留争い湘南と徳島が直接対決
残り2試合となったJ1は27日に第37節が行われる。注目はACL圏内の3位を巡る争いと残留争い。神戸は横浜M戦に勝てば3位以上が確定。引き分けでも、得失点差で4位・名古屋を大きくリードしていることから、有利な立場になる。全カードが午後2時キックオフ予定。
優勝を決めている川崎と、2位・横浜MはACL圏内が確定。残り1枠の可能性があるのは神戸と名古屋という状況で、両チームの勝ち点差は5ある。
37節で神戸の3位以内が確定するのは以下の場合。
・神戸の勝利
・神戸が引き分け以下の時、名古屋が引き分け以下。
両チームの残り試合の相手は、以下の通り
【神 戸】横浜M→鳥栖(12月4日)
【名古屋】C大阪→浦和(12月4日)
最終順位で2位以内はACL本戦に直接出場。3位はプレーオフから出場となる。また、天皇杯優勝チームが3位以内のチームと重複した場合は、4位のチームはプレーオフから出場となるが、今年は川崎が天皇杯を制した場合、これに該当する。
残留争いは、湘南、清水、徳島がしのぎを削っている。第37節では15位・湘南と17位・徳島が直接対決をし、湘南は勝てば残留確定となる。清水は次節・浦和戦の終了時点で、徳島との勝ち点差が4以上になっていれば残留が決まる。現時点で徳島の勝ち点が33、清水と湘南は同36。ただ、3チームの中で湘南は得失点差が-4で、清水とは15差、徳島とは16差つけているため、湘南は徳島戦に引き分けても、かなり優位に立てる。
なお、すでに横浜FC、仙台、大分の来季のJ2降格が確定している。