神戸3位死守 武藤弾で価値あるドロー 完敗ペース一変、後半に執念2点
「明治安田生命J1、名古屋2-2神戸」(24日、豊田スタジアム)
3位神戸はFW武藤嘉紀(29)らのゴールで2点差を追い付き、名古屋と2-2で引き分けた。
完敗ペースが一変。神戸が後半に2点を返し、価値ある勝ち点1をつかんだ。3位を死守し、4位名古屋との勝ち点差3を保った。
反撃の立役者は全2得点に絡んだFW武藤だ。後半14分にCKからの折り返しを押し込み1点を返す。そして後半36分には名古屋DF吉田のファウルを誘い、PKを獲得。これをMFイニエスタが決めて追いついた。「0-2という数字は1点取れば自分たちのペースになると分かっていた。チームとして最後まであきらめない姿勢が勝ち点1を生んだ」と振り返る。
今夏の加入後、9試合で4得点。「どんな内容でも勝つために死にものぐるいでプレーしたい。サポーターに素晴らしい景色を見せたい」。残り5試合、目標のACL出場権獲得へ奮闘を約束した。