池田太新監督のなでしこジャパン始動「未来を一緒につくっていこう」

 サッカー女子日本代表「なでしこジャパン」が18日、千葉市内で合宿初日を迎え、準々決勝敗退で終えた今夏の東京五輪以来となる活動を行った。国内組23人全員がそろった新チームの始動で約1時間練習。自身にとっても初の活動となる池田太新監督(51)は練習前に「なでしこ」や日本サッカーの歴史を選手とともに映像で振り返り、「これからの未来を一緒に作っていこう」とチームの気持ちを高めた。

 東京五輪に出場していないメンバーで半数以上が選出された。「東京五輪に選ばれたか、選ばれていなかったとかよりもWEリーグで持っている強み、武器を出しているなと思った選手を招集した」と改めて選考基準を示し状態の良い選手を今回は選んだ。

 11年W杯優勝など輝かしい過去の栄光を超えるチーム作りのためにもこの合宿が第一歩となる。「まずは自分の力を出すことを求めている」と個人に期待しつつ、「自分の良さをチームのコンセプトにうまくアジャストさせながらやってほしい」とチームとしても向上を目指す。

 11月には海外遠征で初陣を迎え、22年1、2月には23年女子W杯予選を兼ねたアジア・カップ(インド)を控える。「選手同士で切磋琢磨しながら、成長をお互い促してくれるのは素晴らしいこと。今回、呼んでいない選手の中でもまだまだ伸びしろがあると思っている。日々成長して欲しい」と選手に競争も促した。

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