C大阪 1年7カ月ぶり公開練習 小菊監督「選手たちの成長にもつながる」

居残りでシュート練習を行うC大阪FWタガート(右)=舞洲グラウンド
サポーターに一礼して練習を始めるC大阪の選手、スタッフ=舞洲グラウンド
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 J1C大阪は16日、大阪市此花区の舞洲グラウンドでの練習をサポーターや報道陣に公開した。サポーターへの公開は新型コロナウイルス感染拡大前の昨年2月24日以来、1年7カ月ぶり。

 事前にファンクラブ会員に見学希望者を募ったところ650人の応募があった。この中から100組が当選。16日と17日の2日間に分け、50組100人ずつが招待された。

 午前10時の練習開始時にはサポーター席の前で、小菊昭雄監督を筆頭に全選手・スタッフが整列して一礼。応援への感謝を示すと、ルヴァン杯決勝進出を決めたチームに大きな拍手が送られた。

 約90分間の練習ではミニゲームなど精力的に取り組んだ。主将のMF清武は「1年7カ月ぶりの公開練習でしたが、明るい雰囲気の中練習することができました。コロナ禍での練習見学は、徐々に今日みたいな感じで行えるようになっていくんだろうなと思いました。今日は抽選での限られた人数でしたが、今日のようにマナーを守りながらサポーターのみなさんと選手たちが協力できれば継続してやっていけると思うので、そのための第一段階が踏めてよかったと思います」と話した。

 J2金沢から今季C大阪に加入したFW加藤は「僕にとってセレッソ大阪での初めての公開練習でしたが、いつもと雰囲気がガラッと変わって、緊張感のある中でも楽しく練習でき新鮮でした」と振り返った。

 今後は24日にリーグ・横浜M戦(ヨドコウ)、27日に天皇杯準々決勝・名古屋戦(豊田ス)、30日にルヴァン杯決勝・名古屋戦(埼玉)と今月下旬に重要な連戦を迎える。小菊監督は「天候にも恵まれ、トレーニングを見ていただけることで、選手たちはより集中力も増して、ピリっとした中でもいい雰囲気で行えたことを非常にうれしく思います。1年7カ月前の日常を懐かしく感じましたし、みなさんと一緒にトレーニングしている空間、時間が過ごせたことに感謝しました。見ていただいている中でのトレーニングは、選手たちの成長にもつながるし、今日はみんなバチバチとやっていたし、またこのような機会があれば多くのみなさんに見ていただきたいと思いました」と公開練習再開の意義を語る。タイトルの懸かるルヴァン杯では4年ぶり2度目の優勝を目指す。

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