サッカースペイン１部リーグ、バルセロナのスペイン代表ＭＦペドリが契約延長した。新契約は２０２６年までの５年間で、契約解除金は１０億ユーロ（約１３２５億円）に設定されている。１４日正式発表され、１５日に記者会見などが行われる。

　スペインのスポーツ紙、マルカによると２週間前には大筋で合意しており、文書作成と最終確認を残すのみの状態で交渉はスムーズに進んだという。

　同選手はアフリカ大陸に近いカナリア諸島テネリフェ出身の１８歳。２０１９年にバルセロナと契約を結ぶものの、レンタル選手として出身クラブのラス・パルマスでプレーを継続。２０２０年９月に正式にバルセロナ選手としてデビューを果たし、同じシーズンの２１年３月にはスペインのフル代表として初出場。昨年夏は欧州選手権、東京五輪に連続出場した。バルセロナでは長期に渡ってチーム構想の中心を担うことが期待されている。

　バルセロナでは他にアルゼンチン代表のＦＷメッシの背番号１０を引き継いだＦＷアンス・ファティ（１８）、今月スペイン代表最年少デビュー（17歳62日）を果たしたＭＦガビ（パブロ・マルティン・パエス・ガビラ）とも新契約を結ぶべく話を進めている。